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日別アーカイブ: 2009年1月13日

13・1・2009
今日は6党の議員の皆さんの所へ参りまして、「こどもポルノに反対する」11万4千人以上の署名を提出しました。今回は「児童買春児童ポルノ禁止法」の改正に「児童ポルノの単純所持」を禁止することを求めています。各党の方はこの問題に関心がありました。議論もされていまして、熱心に取り組んでくれている方もいました。法改正に反対する議員方もいるようです。それは、警察に権限を与えすぎることを懸念しているようです。冤罪になってはいけないので、慎重に議論しているそうです。
すでに昨年6月に提出された改正案の中で、「性的の目的」のために集めているひとに限って賞罰すると明記しているので、偶然に、誰かがメールで写真を送られて、ポルノを1枚所持するだけでは、犯罪になりません。議論を重ねて、いい法律を作ってほしいです。
G7のなかで日本だけが「単純所持」を違法としないのです。冤罪や表現の自由、人権問題に敏感な先進国でも「児童ポルノ」の単純所持を禁止しています。今まで外国で逮捕された人は大量に所持している人に限ります。単純所持を禁止している国のなかで、冤罪の問題が起きていないのはとっても心強いです。きっと日本でも、大丈夫と思います。
でも、そもそも、完璧な法律はありません。リスクは必ずあります。だから裁判があり、お互いの言い分を話し合うことがなによりも大事です。今回の法律を作る時にも、できるだけリスクを少なくするための議論を重ねて、子供たちを守れる法改正を早期成立してほしいと思います。
1998年日本ユニセフ大使になって、初めて取り組んだ問題が「児童買春、児童ポルノ」でした。タイ、カンボジア、モルドバ共和国など、訪ねて、被害者になった子供たちをたくさん会ってきました。日本の中でも、被害者はたくさんいます。思い出すと胸が痛みます。自分ができる事は小さい事ばっかりですが、みんなの声を集めて、少しでも、子供たちを助けたいのです。今までの被害者の写真やビデオがこれ以上広まらないように、これから被害者が増えないために、法改正を熱望します。署名運動は続いています。ユニセフのホームページで署名できますので、是非、賛同してください。お願いします。
私がこの活動していることで、私のことを攻撃する人がいます。どうか、理解してください。子供たちを犠牲にして、欲望を満たすのは許せるものではないのです。子供はおもちゃではない、ものでもない、人権を持っている大切な存在です。人は自分より弱いものを大切にしたり、守ったりすることで幸せをいただくのです。どうか、子供たちを私たちと一緒に守ってください。それが自分を好きになれる道であり、開放される道でもあるのです。世の中にはすばらしいものがたくさんあります。もっと目線を広げて、心を大きく開いて、よりやさしい自分と出会ってください。幸せはすぐそこにありますが、それを見つけるのは自分を忘れることから始まるのです。
ありがとうございます。私の長い話を読んでくれて。私は本当に話が長いです。それだけ、思いがいっぱいなんですね。ごめん、ごめん。
そして、議員の皆さんにも本当に感謝しています。署名をしてくれた皆さんにも感謝です。一緒に活動してくれるNGOの皆さんに感謝です。そして、関心を持ってくれて、報道してくれる報道機関各社に感謝です。これからも、子供たちを守るためがんばりましょう。子供たちが「生まれてよかった」「幸せです」と感じられるように、私たち大人ががんばりましょう!!今国会で「単純所持禁止」が成立できたらいいですね。夢、願い、希望です。
それでは、
アグネス

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