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日別アーカイブ: 2010年2月19日

ソマリアの避難民の戦争の話

18・2・2010
今日の朝は市場に行きました。
物価や、一般の方の生活を見るために。
中東との繋がりが深いソマリアの市場には
ドバイからの製品が多いという。
賑わいはあるものの、製品は多くない。
6000Shilling が1米ドル。
1kgのお米が1ドルでした。
しかし、一日働いても、1ドル稼げない方がいっぱい居るのです。
生活は苦しいです。
今日は二人の大臣と会って、話を聞きました。
開発大臣と外務大臣です。
ソマリアの将来について、考えさせられました。
分裂している今、独立していくのか、いつかは仲良くやっていくのか?
このつかの間の平和、不気味な平安は武装勢力の戦術なのか?神様がくれた休みなのか?
自爆事件、テロの組織、Fundamentalistの浸透、どうすれば、この国の平和が戻るのか?
次に来る争いの波が怖い、戦いが終わっていない緊張感に襲われます。
午後はIDPキャンプには一番戦闘が激しいモガディシュから逃げてきた方が集まって、話をしてくれました。
残酷の戦いの生々しい話をたくさん聞けました。
言葉に表せないほど・・・ゆっくり原稿で書きますね。
ハルゲイサに逃げてきても、生計立てることができず、
キャンプも政や国際援助団体が支援していませんので、
ユニセフとNGOだけががんばっていました。
それでは、衛生、教育、栄養面で、不足が多く、
状態は深刻です。
昨日会った、女の子の一人を尋ねて、NHKの特番は彼女の日常を通して、
ソマリアの子供たちに置かれた現状を描いて行く予定です。
一緒に勉強したり、ご飯の話などをしたり・・・
明日も朝から、彼女の家に行きます。彼女の一日の動きを追うのです。
今日は子供たちといっぱい遊びました。
キャンプの中で、ユニセフが支援しているNGOが作った学校では、歌を教えましたよ。
男の子たちと道端でビー玉で遊びましたね。
女の子たちに誘われて、縄跳びをしました。
さらに、女の子たちに踊りが踊りを教えてくれて、私が踊りだすと、みんなが大笑いするのです。
つかの間の楽しい時間。子供たちは帰る私を放そうとしませんでした。
胸がいっぱいです。
かわいい子供たちの笑顔に感動。
ユニセフはできるだけの事をしていきたいのです。
考えられる事をすべて実行して、支援して、子供たちによりいい将来を作り上げたいです。
今は水の提供、教育、青少年の育成、女性の支援、栄養、衛生といろんな面で活動をやっています。
でも、ニーズの大きさには追いついてません。でも、諦めないよ。スタッフもみんな熱心です。
女性たちの涙、子供たちの笑顔。
今日は胸がいっぱいで、眠れのかな?
空には三日月。日本で見える月と同じものです。
でも、戦争のために、人々の運命は大きく変わり、
幸せを失うのです。
平和を熱望する、女性たち、争いをやめない男たち。
巻き込まれて、苦しむ子供たち。
ソマリアの夜明けはまだ来ません。
明日も避難民キャンプに行きます。
病院も訪ねます。
女性団体の活動も見ます。
宿から出られる時間は空が明るい間。
明日の6時から夜の5時半までですね。
安全のために門限は絶対に守らないといけないです。
貴重な時間を大事に使いたいです。
がんばります。
負けない気持ちで、ソマリアを応援していきましょう。
日本からも、どうか、子供たちのために祈りを・・・
それでは、
おやすみなさい。
アグネス

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