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月別アーカイブ: 2月 2010

ソマリアから帰国!感謝!

23・2・2010
ソマリアから帰ってきました!ソマリアの皆さん、本当にありがとうございました。
ソマリアのさんの訴えが無駄にならないようにしっかり報告していきます。
そして、現地のユニセフの皆さんの勇気ある活動に感謝、感激です。
さらに、私たちを受け入れてくれたことに感動しています。本当にありがとう。
長旅でしたが、一緒に行ってくれたJouranlist の皆さんにもお礼をもしあげたいです。
ソマリアの皆さんの抱えている問題はきっといろんな角度から取り上げられると思います。
楽しみにいます。
皆さんも是非、注目してくださいね。
特に、朝日新聞と毎日新聞、共同通信、光文社、クリエJapanは必見です。
NHKの特番も楽しみにしてくださいね。
放送は4月だそうです。
日本でたくさん心配してくれた皆さん、
応援してくれた皆さん、
ソマリアに興味を持ってくれた皆さんに感謝です。
本当にありがとう!!
あさっての報告会を初め、ラジオやテレビ、新聞などで、報告します。
是非、注目してくださいね。
がんばります。
今回は写真を撮り余裕が無かったです。
落ち着いたら、社長の写真を借りて、アップしてますね。
明日は日本のテレビ番組のロケです。
笑顔が自然にできるように、
ソマリアの女性達、子供たちの笑顔を思い出して、がんばります。
そう、悲しむことはいいが、希望を持って行動するのが一番大事です。
自分の仕事を一生懸命するのもとっても大事です。
ソマリアの複雑の事情を時間かけて、説明するね。
でも、今日は明日の準備、
あさっての準備にかかります。
さーソマリアの報告と武道館!
全力投球だ!!
応援してくださいね。
本当に励ましてくれるメールがたくさんありました。
ありがとうございます。
仲間がいっぱい居ると実感です。怖くない、諦めない。
がんばります!!!
それでは、今日はここまで、
アグネス

ソマリアの涙

21.2.2010
今日はNHKの「地球ラジオ」に電話出演しましたが、途中、電波が切れてしまい、声が聞こえなくなったそうですね。
ごめんなさい。 やっぱり、ソマリアは遠いね。
でも、ソマリアの子供たちの声もラジオで聞こえたようで、うれしかったです。
聞いてくれた方が多かったようで、ありがとうございました。
励みになりましたね。
感謝。
今日の朝は丘の上から街を見下ろせるところで撮影をしましたよ。
ハルゲイサは薄い砂のもやがかかってましたね。
小さい山が二つ見えました。
ソマリアの第二都市ハルゲイサは光を待っています。
家畜の市場に行きました。
羊、やぎ、らくだが売れれていました。
遊牧民の多いハルゲイサは中東に家畜を輸出するのが一大収入源です。
市場に人がいっぱい居たため、安全上、危ないので、すぐに撤収。
2008年の自爆テロ、2009年の爆破事件以来、今回のような大規模の視察団は初めてということで、
警備はとっても厳しかった。
特に、外国人が近年ハルゲイサに来ることがめったにないため、ターゲットになりやすいので、
今回は装甲車で移動、銃を持った軍隊がいつもそばに居ました。
「昔は観光しに来る人も居ましたが、今は誰も来ません」と地元の方が喚いていました。
不安定の状況が一番大きい問題ですが、それだけではないのです。
空港の滑走路が壊れて、ジェット機は降りられなくなった。
壊れた建物、ごみが散乱している街並み、でこぼこ道、栄えてた街の面影はもうない。
「観光なところか、仕事をしに来る人も居なくなった。」と現地の人はため息をつく。
現地に来ないとわからない事が多いですね。
いかに日本にはソマリアの情報がないのかが良くわかりました。
間違った情報で物事を判断するのは危ないですね。
やっぱり勇気だして、ソマリアに来る事に意味がありました。
戦争の傷跡がここまで深いとはわかりませんでした。自分の無知に恥ずかしいです。
そして、ソマリアの皆さんの強い意志に改めて敬意を覚えましたね。
長い戦争で、ソマリアの経済基盤は完全に破壊されました。
今、ソマリアは仕送りが一番メーンな収入だそうです。
国際社会、国連も含めまして、ソマリアの分裂は認めていないため、数字は国全体で統計されています。
それによると、1Billionアメリカドルを毎年入ってくるとWorld Bankは発表しています。
戦火から逃れて、今100万人のソマリア人が海外で生活しているそうです。
家族や友人に仕送りを定期的に送るので、金額は国家予算よりも大きいと言います。
国がないのに、国家予算の言葉はふさわしくないかもしれない・・・
送金会社を見に行きました。
ソマリアには銀行がないのです!
送金会社だけです。
産業は携帯電話と送金会社が一番大きいセクター。
そのほかには遊牧民の家畜と自供自足ができなくなってる農業。
経済学者が「外国に行った今の世代はソマリア人の助け合い精神を持っているので、送金しますが、次世代の子供たちはきっと送金してくれません。送金に頼る経済は脆い」といいました。
戦いする派閥はどこから、いつまで支援をもらえるのか?
いつになったら、和解して、国の復興に向けるのか?
その答えは人に合うたびに聞きましたが、答える人は一人も居ませんでした。
今日も避難民のキャンプに行きました。
ユニセフの学校にも行きました。
避難民のなかに子供たちを学校に行かさない人も居ます。
特に、女の子は家のお手伝いすればいいという見方は根強い。
ユニセフの学校は130人くらいの子供たちが居ましたよ。正式な学校ではないが、みんな熱心に勉強していると先生は言いましたね。
FGMの話をホーダンに深く聞いてみました。
ホラー映画のような現実を聞いてしまいました。許せない!悲しい!本当にかわいいそうと思いましたね。日本に帰ったら、ゆっくり書きますね。
今日で、ホーダンとお別れ。泣きそうになった彼女を抱きしめた。離れたくなかった。私の手にキッスをして、いつまでも手を振ってました。
8ヶ月前に南部から移住して来た家族に会いました。
お母さんは今日か明日か出産する大きいなお腹を抱えていました。これで、9人目!でも、お金がないので、病院ではなく、家で産むそうです。大丈夫かな?
子供たちは男の子だけが学校に行っている。
住んでいる小屋にも10ドルの家賃を払っているという。
食べられない、病気になっても、病院に行けない、子供たちは学校にも行けない。
「ふるさとに居た頃は、就学年齢な子をみんな学校に行ってました。でも、戦争が激しくなりすぎて、逃げるしかない。でも親兄弟がまだ激戦地に居る」そういうと、泣き出した。
あ〜平和はいつ来るのだろう?
いっぱいな出会い、たくさんの悲しみ・・・このミッションは胸にどっしりと重い影を残しました。
でも、かわいすぎるたくさんの子供たちは懐いてくれました。
いっぱい遊びました。いっぱい笑ったね。子供たちと手を繋いで、たくさん歩きました。
私の一番好きな時間です。子供たちと一緒に居ると本当に幸せでした。
微笑みありがとう。
明日は7時に、ナイロビに飛び、ドバイ、関空、そして羽田と帰国します。
今回たくさんのすばらしいJournalistが精力的に取材してくれたので、記事がとっても楽しみです。
制約の多い、危険も承知のミッションに来てくれて、本当に感謝、感激です。
「見てきたものをみんなそれぞれの立場で日本の皆さんに伝えよう!がんばりましょう」とみんなで誓い合いました。本当にありがとうございました。
帰国したら、もっとゆっくり報告しますね。
ソマリアの皆さんとお別れするのはつらいですが、一生懸命大使としての役目を果たせるよう、日本に戻ったら、休まずにがんばります。
胸はホーダンの涙、母親たちの涙であふれてます。でも、ソマリアの皆さんのたくましい行動に光も見えています。
願うのは平和。
平和が戻れば、きっとソマリアの涙は乾くでしょう。
その日を夢に見て、活動を続きます。
それでは、
帰ってくるね。
おやすみなさい、
アグネス

ソマリアの空の下から

20.2.2010
今日もたくさんのソマリアの方とお会いできました。
朝はホーダンの家に行って、ホーダンが買い物するところを付いていきました。
一日のおかずを買ったが、4500Shillingをつかってしまいました。
持っているお金は10000Shilling(150円), すぐその後に、3000Shilling を使って、水を買いましたので、今日はそれで、おしまいでした。
前の日に残ったパスターを使って、ご飯のやりくりをするのです。
それでも、ホーダンはキャンプの女性達の活動や、青少年の活動に助けられて、夜間学校に通っていまして、夢をたくさん見ています。
ユニセフが支援している活動は実を結んでいるのですね。
しかし、ホーダンのように、助けられているのは少数です。
そのほかの子供たちの現状は明日取材します。
今日はFGMの事についての取材日でした。
最初はFGMを世に知らせた、ソマリアの有名な女性、EdinaさんにInterviewをしました。
すごくすばらしい方でした。たくさん勉強しましたよ。ゆっくり原稿で書きますね。
そして、大学に行って、宗教の指導者や学者の意見を聞きました。
そこも本当に勉強できました。イスラムの事勉強できて、とってもよかったです。
午後は別のIDPキャンプで、女性達のFGMに対する話を聞きました。
女性の性器切除はイスラムの指導ではなく、民族の習慣であり、女性達に大変苦痛を与え、しかも、病気や不妊、出産障害を起こす、人権的のも問題ある行為。しかし、ソマリアでは98%の女性はされてしまうと言う。
女性達の体験は涙なしでは聞けないほど・・・
でも、長年の習慣は中々変えられません。本当に難しい問題でした。
動き始めている女性達、でも、差別と搾取で思い存分生きることができない。
幸せへの道のりはまだ長い。
それでも、ソマリアの女性は語り、動き、何とかすると逆風に向かって、歩き続けている。
そんな姿は本当に感動的です。
今日は女性達にたくさん抱きしめられました。
帰るときに、「アグネスだけ残して」「アグネス愛している」と言われて、胸が震えました。
心と心がこだましたのですね。
愛はTwo Way。
私も、勇気あるソマリアの女性達、愛しています。
明日は街の中心地を見て、キャンプの子供たちの所に行きます。
一日、キャンプでみんなの生活を見ます。
学校に行ったり、水汲みに行ったり、寝るところも見たり、お祈りするところを見たり、
遊んでいるところを見たり・・・
子供たちの日常から見えるものはたくさんあるのです。
がんばります。
今日はたくさんの女性と触れ合いました。
少女たちの笑顔に癒され、情熱に感動され、
勇気をいっぱいいただきました。
がんばりましょう。
守るべきなものがいっぱいある、それだけでも、幸せです。
それでは、
おやすみなさい、
ソマリアの空の下から、
アグネス

ソマリアの悲しみ

19・20・2010
今日はホーダンという16歳の女の子の生活を見てみました。
両親を亡くした兄弟は避難民キャンプの中で寄り添って、生活しています。
12才から、ホーダンはすべての家事、育児を担当しました。
今日はホーダンがご飯を作るところと、姉妹を紹介してもらいました。
金曜日がソマリアの休みのため、夜間学校も休み、店も休み、水汲みもできないので、
今日は小屋の中で、姉妹たちといっぱいおしゃべりできました。
夢や目標いろいろ聞けましたね。
明日は改めて、会いに行きます。
キャンプの中で、近くに住む女性たちが新しく避難民になった方の世話をしているのです。
そういう女性たちの行動や、援助受けている方々の話も聞くことができましたね。
立派な活動をしてる意識はなく、人を助けるのは当然と・・とってもやさしい、たくましい女性達でした。
午後は病院に行きました。子供病棟で、栄養失調、胃腸炎。心臓病、糖尿病・・・などなどの病気で入院している子供たちが居ました。重度の栄養失調の子供たちを抱いて、お母さんたちを励ますしかありませんでした。
治療受けて退院しても、お金がないために、薬を飲み続けることができない。
慢性病の子供たちを助ける道が見つからない。医者たちは現状の厳しさを話してくれました。
孤児も居ました。捨てられた子供たちです。下痢や嘔吐で入院していました。
笑顔がかわいい!
なぜ、こんなかわいい子供たちを捨てるのか・・・
「親が食べていけないから」「10代で子供ができてしまったから」と事情はいろいろあるようです。
病院は1952年に建てられたもので、機材も足りない、薬も医者も不足していました。
「助けて」と医者たちは必死で訴えていました。
その次に孤児院に行きました。340人が子供たちが居る孤児院。
かわいい子供たちがいっぱい居ましたね。
歌をうたったり、飴を配ったり・・・
でも、多くの子供たちは栄養失調でした。
夕飯はパンケーキのような主食2枚。
お腹いっぱいにはならないです。
状況はどうにもならないほど、悪い。
でも、親の居ない子にとっては、そこが唯一の救いでありました。
孤児院を支援する方法を考えたいです。
何か、きっとできることはあると思います。
夕方近くに、内戦の時の戦車が放棄されているところを見に行きました。
戦争は終わらない、人々は前に進みたいが、道がない。
若者は国に不満、夢が見れない・・・イライラしては、極端な思想に嵌って行く青年も・・・
男たちは出稼ぎに行って、家族と離れ離れになり、送金で家族を養う。
人々は戦火から逃れるように、逃げ回って、すべてを失う。
その際だにたくさんの子供たちは生まれ、死んでいく。
悲しみの積み重ねはどこまで続くのか?
今日も物乞いの20歳のお母さん、洗濯を仕事にして、子供たちを連れて、動き回る3人の姉妹、10ヶ月前に子供を亡くして、今も栄養失調の2ヶ月の赤ちゃんを抱えていたお母さんの話を聞きましたよ。
一日で受け入れられる悲しみをはるかに超えた一日でした。
明日はさら深刻の問題を取材します。
FGMです。女性の精器切除です。
ソマリアでは100%近くの女性は小さいときに、精器を切除されるそうです。
危険で、健康に害する、人権的に問題のあるこの習慣の実態を聞きに行きます。
専門家、宗教家、そして、切除を仕事にしている女性たち・・・いろんな方面から話を聞くことになっています。
長い一日になりそうですね。
がんばります。
今日は心が痛いだけでなく、考えすぎて、泣いてしまって、頭も痛いです。
早めに寝て、明日は100倍元気で活動します。
それでは、
おやすみなさい。
Say a little prayer for the children of Somalia.
アグネス

ソマリアの避難民の戦争の話

18・2・2010
今日の朝は市場に行きました。
物価や、一般の方の生活を見るために。
中東との繋がりが深いソマリアの市場には
ドバイからの製品が多いという。
賑わいはあるものの、製品は多くない。
6000Shilling が1米ドル。
1kgのお米が1ドルでした。
しかし、一日働いても、1ドル稼げない方がいっぱい居るのです。
生活は苦しいです。
今日は二人の大臣と会って、話を聞きました。
開発大臣と外務大臣です。
ソマリアの将来について、考えさせられました。
分裂している今、独立していくのか、いつかは仲良くやっていくのか?
このつかの間の平和、不気味な平安は武装勢力の戦術なのか?神様がくれた休みなのか?
自爆事件、テロの組織、Fundamentalistの浸透、どうすれば、この国の平和が戻るのか?
次に来る争いの波が怖い、戦いが終わっていない緊張感に襲われます。
午後はIDPキャンプには一番戦闘が激しいモガディシュから逃げてきた方が集まって、話をしてくれました。
残酷の戦いの生々しい話をたくさん聞けました。
言葉に表せないほど・・・ゆっくり原稿で書きますね。
ハルゲイサに逃げてきても、生計立てることができず、
キャンプも政や国際援助団体が支援していませんので、
ユニセフとNGOだけががんばっていました。
それでは、衛生、教育、栄養面で、不足が多く、
状態は深刻です。
昨日会った、女の子の一人を尋ねて、NHKの特番は彼女の日常を通して、
ソマリアの子供たちに置かれた現状を描いて行く予定です。
一緒に勉強したり、ご飯の話などをしたり・・・
明日も朝から、彼女の家に行きます。彼女の一日の動きを追うのです。
今日は子供たちといっぱい遊びました。
キャンプの中で、ユニセフが支援しているNGOが作った学校では、歌を教えましたよ。
男の子たちと道端でビー玉で遊びましたね。
女の子たちに誘われて、縄跳びをしました。
さらに、女の子たちに踊りが踊りを教えてくれて、私が踊りだすと、みんなが大笑いするのです。
つかの間の楽しい時間。子供たちは帰る私を放そうとしませんでした。
胸がいっぱいです。
かわいい子供たちの笑顔に感動。
ユニセフはできるだけの事をしていきたいのです。
考えられる事をすべて実行して、支援して、子供たちによりいい将来を作り上げたいです。
今は水の提供、教育、青少年の育成、女性の支援、栄養、衛生といろんな面で活動をやっています。
でも、ニーズの大きさには追いついてません。でも、諦めないよ。スタッフもみんな熱心です。
女性たちの涙、子供たちの笑顔。
今日は胸がいっぱいで、眠れのかな?
空には三日月。日本で見える月と同じものです。
でも、戦争のために、人々の運命は大きく変わり、
幸せを失うのです。
平和を熱望する、女性たち、争いをやめない男たち。
巻き込まれて、苦しむ子供たち。
ソマリアの夜明けはまだ来ません。
明日も避難民キャンプに行きます。
病院も訪ねます。
女性団体の活動も見ます。
宿から出られる時間は空が明るい間。
明日の6時から夜の5時半までですね。
安全のために門限は絶対に守らないといけないです。
貴重な時間を大事に使いたいです。
がんばります。
負けない気持ちで、ソマリアを応援していきましょう。
日本からも、どうか、子供たちのために祈りを・・・
それでは、
おやすみなさい。
アグネス

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