今日はユニセフの事務局長のトニーレイクさんと一緒に女川に行きました。
海辺はさら地になりました。
街の中心地だった場所が何もなくなって。。。ちょっと寂しく見えます。
町を見下ろす病院は再建されました。
立派に再建されて、とっても嬉しかったです。
その隣に小さな商店街が出来たのです。そこで色々お土産を買ったよ。
今日の目的地の一つは女川中学校です。女川町は何回も震災後に訪ねましたが、女川中学校は2回目。前回もトニーレイクさんと一緒でした。学校に入って、廊下に震災後、子ども達が書いた俳句が展示されてました。
読んでいるうちに涙がこぼれました。
教室で子ども達が待ち構えていました。みなさんとっても元気でしたよ。一緒に給食をいただきました。名物の笹かまが特に美味しかったです。いろいろ話をして、一瞬にして友達になれた感じでしたね。みんなの笑顔が素敵でした。
私のテーブルのみなさんは全員まだ仮設住宅に住んでいます。復興のスピードアップが問われています。ご飯の後にみんなで手話をやりながら歌ったよ。
とっても楽しい心温まる時間でした。この春、高校生になる皆さんは別々の高校に行く為、会えなくなると言います。震災後、いつもそばにいた仲間と離れ離れになるけど、力強く頑張って欲しいですね。
校庭に中学生が自ら提案、募金をして石碑を建てました。女川町の21の浜に石碑を彼らが20歳なるまで建てる計画です。石碑と同じ高さの津波が来る時は必ず逃げてくださいと書かれてあります。
「千年後のいのちを守るために」とメッセージが刻まれてありました。さらに刻まれてる俳句は「夢までは壊せなかった大震災」でした。この言葉が胸に響きました。明るい将来は子供達が導いてくれると確信しました。
トニーレイクさんは子ども達に励ます言葉を常にかけ、一人一人を大事に接してました。本当に心の優しい、ユニセフが誇れるリーダーと実感しました。
女川町のみなさん、もうすぐ春が来ます。もうちょっとの辛抱です。必ず明るい明日は来ます。私たちも信じて応援します。
今日は本当にありがとうございました。まだ来ます。その日まで、元気でいて下さいね。幸せな時間に感謝です。
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